子どもの心と世界

概要
子ども(とくに幼児・児童・思春期)の心と世界、そして精神の発達・成長過程を知る学習をおこなっています。
「子どもは何を考えているのだろうか」とか、「子どもはどんなことを感じているのだろうか?」といった子どもの体験する世界を知りたい時にご依頼ください。

子と親
大人になってしまうと、自分が子どもの時に考えたり感じていたりしたことはすっかり忘れてしまいます。そのため、幼い子どもが何を考えたり感じたりしているかを読み取れなくなってしまいます。もちろん全く忘れたわけではなく、記憶の隅に追いやってしまっているために思い出せないのです。それで子どもに対する共感が生まれにくくなります。
子どもはまだ世の中を知りませんから判断力や分析力は未熟です。しかしながら一方で、親が何を考えているかとか、何を感じているかということはしっかり感じ取っています。子どもがどれほど親の気持ちを読み取っているかを親の方が読み取れないことが多くみられます。


質問例

具体的に
以下のようなご質問がございましたらご相談ください。
・遊び方や遊ぶ内容
・つきあっている友達のこと
・親に対する反応
・親の言うことを聞かない
・子どもの発言内容
・甘え方
・理解できない言動
・子どものつく嘘について
・父性と母性


赤ちゃんの心

精神分析と発達心理
赤ちゃんの時期の発達心理について相談できます。
特に0歳から3歳くらいまでに赤ちゃんがどういうように外界を認知し、それに関わり、赤ちゃん自身の中に取り込んでいくかという話ができます。

たとえば、発達時期について以下のような分類があります。
①口唇期(満1歳ころまで) ・・・唇、口、母乳を吸うことに関連した心理。
②肛門期(2、3歳) ・・・肛門や排泄のしつけに関連した心理。