触発・感化されないために
■概要
感化・触発されたり、正しいと思い込まされないためのアドバイスをおこなっています。
本や雑誌に書かれていることを信用していたり、業者や専門家から言われたことを真に受けて信じたり、テレビで放映していることを疑いもなく正しいと判断している場合に、当方に相談しにいらしてください。
私たちは学者や医者、先生など権威のある人が言っていることや、有名人や影響力のある人が言っていることなどを盲信しやすいものです。
また、みんなが言っているから、セミナーで言っていたからということで、それが正しいと思い込んでしまうこともありますので、そういう場合もご相談ください。
■たとえば
◇ 子育て方法
◇ 運・運勢・運気、成功法則
◇ デート、結婚、恋愛法則
◇ 楽しい生き方、幸せな人生、上手な人間関係、円滑なコミュニケーション
◇ 教訓や説法
◇ 治療法や健康法
◇ 心の病気、精神的な症状やひきこもりについての対処
◇ 教育法
◇ 記憶術、頭がよくなる方法
感化されやすい精神状態
■概要
人は精神状態によって、他者(企業)の意見や思想・主張に感化されやすく、傾倒してしまい、それしか見えなくなってしまったり、絶対的に正しいものと判断してしまう場合があります。
ある他者の考えや思想が好きという程度であれば問題ないのですが、極端な考えであったり、社会の流れを操作する思想は、人の不満を代弁してくれるために、気がつかぬ間にそうした考えに惚れ込んでしまいがちです。
また、良し悪しがはっきりした単純明快な主張は、理解しやすく受け入れやすいために、信じてしまいやすくなります。
信奉・信仰・盲信の例
■格言信奉
ある格言や名言を知ると、それを「すごい」と感じて、その格言のように生きようとする。
■食べ物信奉
「この食材が病気に効く」と言われるとそれを信じたり、「これを飲んでいると健康になる」と聞くとそれを信じてしまう。
■心理学・自己啓発信奉
ある特定の心理学や自己啓発などをすごく勉強していて、その考えが一番すごいと思い込んでしまい、それ以外の考えを否定したり受け入れようとしない。また、その考えを人にすすめたり押しつけようとする。
■ビジネス手法信仰
「この方法をすると仕事が成功する」とか、「こうするとお金が儲かる」といった手法に入れ込んでしまったり、好ましくない仕事の仕方になびいてしまう。拝金主義。
■治療法信奉
この治療法が良い・効くと言われると、それが良いものだと信じてしまう。
あるいは、ある治療家が提唱している治療法や、本・雑誌に書かれている治療法を鵜呑みにしてしまい、自分自身も賛同し、その提唱者と同じことをやりだし、それ以外の治療法を否定してしまう。
■男女論信奉
「男性とはこういうものだ、女性とはこういうものだ」といった男女の差を記載した理論や本などの影響をうけ、根拠のない薄っぺらい理屈を信じてしまう。
■見た目信仰
アンチエイジング、痩身、ダイエット、肉体増強など、「見た目」を良くすることが良いことであり、価値のあることである、という「外見至上主義」のような状態になっている。