精神性・神経性疲労症状
■概要
精神性・神経性疲労症状とは、気をつかったり神経を張ったり、緊張を強いられることが長期にわたって続き、それらによる気疲れや心労のせいで、調子や具合が悪くなり症状が出ている状態のことです。
■種類
「介護疲労」「子育て疲労」「家庭の疲労」「仕事の過労」「対人関係の疲れ」など
「コロナ疲れ」
■心身状態・症状
死にたくなる、笑うことができない
抑うつ症
急に泣きたくなる、動悸、不安発作、怖い夢をみる
過呼吸 音過敏症 気管支喘息
睡眠障害、心的外傷(トラウマ)、フラッシュバック、幻聴(幻声)
職場における疲労
■概要
職場で溜まるストレスや欲求不満、重くのしかかるプレッシャー、やり場のない怒りや悔しさ、そうしたことから生じる「疲れ」を抱え込んでいると感じるときは語りにいらしてください。また「愛想をつくのも疲れた」という時や「嘘をつき通すのも疲れた」と感じる時、あるいは「自分の言いたいことを言いたい」と感じるときにも話にいらしてください。
「気持ちをじっくり聞いてもらう体験」は日常生活ではなかなか手に入りません。だからこそ、気持ちを聞いてもらうと落ち着き、とても安心します。そして、ホッとして生きる力が回復してきます。
性格傾向
■概要
下記の性格の人は精神疲労に要注意です。
◇ 頑張りすぎてしまう
◇ 無理をしてしまう
◇ 誰にも助けを依頼せずに一人でやりきろうとする
◇ 人に甘えられない
◇ 弱音を吐けない