ネットゲーム依存症・スマホゲーム障害
■概要
コンピューター・ゲーム、ネットゲーム依存症・スマホゲーム障害の相談をおこなっています。
過剰な利用(プレイ)をしていることで、社会・家族・健康に大きな問題が生じており、困っておられましたらご依頼ください。
■副次的問題
ゲームがが生活の中心になるせいで思考が偏ったり歪められたり、画面に没頭しているせいで他人への気づかいや配慮ができない状態になったりします。
人によっては病的な退行、精神的な発達成長の遅滞、人格的な問題がみられたりします。
■発達障害との関連
依存症は、発達障害、ADHDとの関連もあります。
無自覚症状
■概要
ネットゲーム中毒は自分自身がゲームをやり過ぎていると感じていることは稀です。言葉では「やりすぎている」と言う人もなかにはいますが、それを本当に理解しているわけではありません。そのため健康を害しているという認識が生まれにくいのが特徴です。そして気づいた時には精神的症状や心身症状が出ていたということになります。
■言い訳するという症状
他人からゲームのことで咎(とが)められると、言い訳をするのが依存症の特徴でもあります。「ゲームは歴史の勉強にもなる」とか、「ゲームは頭の体操にもなる」とか、「ゲームをするからストレス解消になり、現実の暴力行為を減らす役割をしている」といったものです。これはアルコール依存症やニコチン依存症と同じです。飲む行為や吸う行為自体が問題であるのにもかかわらず、「ストレス解消になる」「健康にある程度の貢献をしている」などといって自己弁護をすることが必ずみられます。
ゲーム依存を止めるために
■中毒性
ゲームには中毒性があります。
ゲームそのものの中毒性としては、ゲームをクリアすることの達成感、そしてクリアしたり高スコアを出したり、強いキャラクターを育成することで皆から称賛の目で見られること、そして、新しいコンテンツが次々に提供されるためにゲームとしてのゴールが無いことです。そのせいで、また次また次とやりたくなってしまい、止められなくなってしまいます。
そして、ゲームに付随する中毒性としては、ゲームをすることで新しい知り合いや仲間ができたり、悩みの相談をすることができたり、あるいは逆に相談をされることで自尊心を満足させられたりすることができるので、そこから抜け出すことが非常に難しくなります。
さらに、時間が空けば、ゲームの動画配信サイトを見るなど、ゲームをしていない時間もゲームに接してしまうといった問題も生じてきます。
この中毒症状は自らの意志の力で制御することが非常に難しいです。ですから、きちんと専門家に相談して、心理療法や心理カウンセリングを受けることが大切です。
夫婦の相談
■概要
夫あるいは妻がゲームばかりやっていて、家庭を顧みない、家事や子育てを手伝わないといった場合の相談をおこなっています。まずはお一人で相談に来られても結構ですし、お二人で夫婦カウンセリングを受けられるのもいいと思います。